プランナーは結婚する娘を見送る父親のため

結婚式の総指揮官となるウエディングプランナーは、主役である新郎新婦との打ち合わせが最もメインとなる仕事です。しかし、忘れてはならないのが結婚式というのは新郎新婦たちだけの儀式ではなく、両家の親にとってもとても大切なものであるということです。特に嫁いでいく娘を見送る父親というのは、結婚式において嬉しい反面寂しい気持ちを常に持ち合わせています。

そんな両親の気持ちも考えた上で結婚式をプロデュースしていくことが大切なので、ウエディングプランナーは時として新郎新婦だけではなく両家の両親とも打ち合わせを行います。中には主役の2人には内緒で両親からのサプライズ演出を依頼される場合もあります。

ウエディングプランナーは何組ものカップルを手掛けていきます。だからと言って適当になっていてはいけません。新郎新婦にとっても、その家族にとっても特別な1日になるので「また次がある」なんてことはないのです。一生に一度だけの素敵な1日にするためにウエディングプランナーは非常に大きな責任を持って取り組まなければなりません。